家族が、多額の投資信託を購入し多額の損が発生しています。
家族が、多額の投資信託を購入し多額の損が発生しています。
普通は、本人責任で...家族が、多額の投資信託を購入し多額の損が発生しています。
普通は、本人責任で片付けられてしまいますが、
購入時の状況によっては、損害を取り戻せないでしょうか? 今回の購入時の状況は、下記のとおりです。
1.本人が高齢(85歳)であること。
2.銀行から、リスク商品であることの説明がなかったこと。
3.リスク商品であれば、本人に購入の意思がなかったこと。
4.当初、購入は、銀行から自宅まで来ての勧誘であり、本人からの申し込みではなかったこと。
5.本人に全く金融商品の知識が無く、またそれを銀行も認識していたこと。
よきアドバイスをよろしくお願い致しますあっせん&訴訟経験者です。
銀行側の主張を聞かないと断定はできませんが、投稿を読む限りでは訴訟を起こせば損害の何%かは返ってくる可能性はかなり高いと思われます。
勝訴例はこちら
→http://www2.osk.3web.ne.jp/~syouken/hanrei.html
何はともあれ、「多額」ということであれば、まず弁護士に相談すべきです。
(相談料金は30分あたり5250円といったところが多く、裁判は1年~2年、もし高裁まで行くと更に半年~1年といったイメージです。
なお、「ハズレ」の弁護士もあるので、最低でも証券訴訟の勝訴経験がある弁護士2名に相談することをオススメします。
勝算にもよりますが、費用対効果を考えると、損害額が100万円未満なら訴訟は困難でダメモトのあっせん、100~500万円がボーダーラインで、500万円を超えるようなら訴えることをオススメし、1000万円以上なら迷わず訴えるべきと考えます)
ポイントとなるのは以下のようなところです。
・「投信」の中味は何か
(勝算及び勝った時に取り戻せる金額は、
外債<国内株<<外国株<<<<ノックイン債
の順に大きくなります)
・投稿された内容をどれだけ立証できるか
(裁判になると、銀行側はありもしない会話をでっちあげた記録を持ち出してきます)
・腕のいい弁護士&理解力のある裁判官か
(証券訴訟は一種の専門分野なので、この分野の知識がないと本来勝てる裁判でも負けてしまうことがあり得ます。
また、中には「投資は全て自己責任」と考えるような、怖ろしく勉強不足の裁判官に当たってしまうこともあるようです)
なお、あっせんは訴訟に比べると時間・手間・費用全ての面で圧倒的に手軽で、弁護士に依頼しなくても自分で簡単にできるレベルですが、強制力がないので銀行があっせんに応じるとは限らず(銀行が応じる割合は、証券会社に比べるとかなり低いようです)、また訴訟で勝訴した場合に比べると取り戻せる額が少ない事例が多いような気がします。
(とはいっても、申立事例の約50%であっせんが成立しているのでダメモトと思って申立ててみるのはいいと思います。
但し、不成立となった場合は訴訟をすることになりますので、あっせんの中で間違って後の裁判で不利になる証言をしてしまうことがないよう、あっせんといえども弁護士に相談もしくは依頼すべきでしょう)とても丁寧に説明をしていただき、有難うございました。