早慶(早稲田・慶應)の4割は内部生+推薦生っ

早慶(早稲田・慶應)の4割は内部生+推薦生っておかしくないですか?早慶(早稲田・慶應)の4割は内部生+推薦生っておかしくないですか? 現在、慶応大学に籍を置く者です。

前から疑問に思っていたことなのですが、早慶の4割は内部生と推薦生だと聞きました。

これって少しおかしくないですか?要は「無試験で早慶大学に入学してる」ってことですよね?

 

慶應大学は内部生がゴロゴロいて、中には小学校から無試験で来る人もいるし、そんな中、内部生の殆どは法学部か経済学部に偏ってる印象を受けます。(内部生の三分の二はどちらかにいく傾向が強く、残った学部を馬鹿にする傾向があります)

また、私大では最難関と言われている法学部ですが、定員1250名の中、

一般入試460名、センター入試100名(計560名)、に対し、

推薦は内部推薦420名、指定校推薦180名、AO推薦60名(計660名)、帰国留学生入試60名

と半分以上が推薦入試のようです。

 

内部生はそれなりに選抜されて入学してる点である程度優遇されるのは分かりますが、大学入試という激戦の最難関を突破する実力があるかは甚だ疑問な人が多いので(英語力とか)、いくら何でも一般枠と比べて多すぎる印象を受けました。

また、指定校推薦も各高校によってレベルは様々だと思います。中堅校や地方の高校だと、受験勉強とはかけ離れた簡単な定期テストでそれなりの良い成績は楽に取れると思いますし、進学校でも本当の上位層は国立大学に進学するので、結局私大で受かるか自信がない人が推薦を取っていっている気がします。

また、知り合いで理工学部に指定校で入学して、留年した人を3人ほど知っています。本人は「別に高校なんてもう行かないから先生に顔合わせることないし」とか「数学Ⅱまでしかやらなかったからさ」とか言い訳してる人がいますが、推薦されて入学したのに留年するのは、一般ギリギリで落ちてしまった人とかに失礼では?と思いましたし、そういう人は入るべきではないかと思いました。

 

そんな中、難関といわれる早稲田大学慶應大学以上に推薦生の割合が多いと聞きました。

上智大学も付属校はないが、その分全体の3分の1以上が推薦入学と聞きました。

 

こんなこと言えばキリがないですが、下の大学になればなる程、指定校推薦などではもっとレベルの低い生徒が入ってしまっているように思えてなりません。 確かに推薦制度で優秀な人材が生まれるのも事実だし、別に推薦制度をなくす必要はないと思うのですが、最近はいくらなんでも多すぎると思います。

是非、みなさんの意見を聞かせてもらいたいです。私は慶應に通っている4年生です。

私の場合は高校受験・大学受験の両方とも慶應に受かり、高校は公立に行きました。

学力的にも倍率的にも、大学受験のほうが大変でした。

確かに内部生の割合は非常に多く、そのうち数学・英語面においては特にできない人が多く感じます。

ただ、大学受験の勉強ができるか否かだけが基準ではないと思います。

内部生は大学受験の勉強はできなくても、本当にポテンシャルが高い人、在学中に公認会計士に受かる人、多数いると思います。

私の友人で公認会計士に受かった人が5人ほどいますが、全員内部生です。

高3のときから予備校に通ってると言ってしまえば、外部の人間は不利に思えますが、努力なしに受かる資格ではありません。

外部生にも同じことがいえて、努力していなければ留年や就活失敗などたくさんいます。(運もありますけど。)

 

ただ内部生はいろんな意味で公平ではないとは思います。

特に幼稚舎から入る人は、必然的にかなり裕福な家庭です。

一般人であれば、中学から通うことすら学費が追い付かないと思います。

でもその学費があるからこそ、慶應は豊富な施設を持っているわけです笑。

 

内部生がレベル低いと思ってしまうのはわかりますが、そうでない人がたくさんいることを知ってほしいです。

最難関と言われる法学部でも、他学部と比べて単位取りやすくて、入ってしまえば楽勝学部です。

入るときの学力より、大事なのは社会人になるときに自分がどういう人間に成長しているか、そしてどういう社会人になっていくかです。

そういう視点で見てみると、内部生も外部生も関係ないですよ。